移住のススメ

日系企業にてインドネシア駐在中の30代男です。本業の傍ら細々と個人でも商売やってます。インドネシアでの生活を発信しています。インドネシア、住めば都でいいところ。

iPhone 11 proをインドネシアで転売してみて。

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先日、日本で購入したiPhone 11 proの転売が完了しました。

転売方法はShopee(当地のEコマースサービス)を利用し

結果的にRp. 15,000,000(約115,000円)で売れました。

利益は約10,000円ちょっと。

 

最初に書いた通り、

結果として転売はできたわけですが

今回はいろんな面で悪手を選んでしまっていたようで

今の今まで買い手が付きませんでした。

 

今回の記事ではそのあたりの経験をシェアしたいと思います。

 

 

 

経緯

去年の10月末に日本へ一時帰国していたんですが、

その時に当時使用していたiPhone 8 Plusから

iPhone 11 proに乗り換えをしました。

 

その時に自分用1台の他に

インドネシアでの転売用として余分に1台購入していました。

 

Appleストアでは

1人2台までという制限があるそうです。

 

機種

iPhone 11 pro。

容量64GB。

色はゴールド。

 

この機種をチョイスした理由

やはり3眼レンズのあるproであることは外せませんでした。

しかし価格が少々高額になる為、

Pro Maxではなくpro、

そして一番容量の小さい64GBでも十分であろうと考えました。

色はiPhone XSで一番人気でもあったゴールド。

 

悪手について

いよいよ本題。

冒頭で触れた、今回の転売における悪手が下記の通りです。

 

日本購入品

どうやら日本で購入したiPhoneはあまり人気がないようです。

その理由はカメラのシャッター音が鳴ってしまうということのようです。

皆さんもご存じの通り、日本で販売されるiPhoneのプリインストールカメラアプリは

盗撮防止の為にカメラのシャッター音が鳴る仕様になっています。

これは海外で発売されるiPhoneには備えられていない(無駄な)機能で

多くの人には敬遠されています。

特に今の時代、インスタグラムなどで食事の写真をシェアしたり

いろんな場所で活躍する機会の多いスマホのカメラですから

いちいち「カシャカシャ」音が鳴ってたら鬱陶しいですよね。

また、前機種のiPhone XSからは

中国、香港、マカオ販売品などは

デュアルSIM(SIMカード2枚挿し)に対応している機種が販売されていたので

日本販売品iPhone11シリーズはそれだけで価値が低いと判断されていました。

 

色のチョイス

今回のiPhone 11 proでは新色として

ミッドナイトグリーンが登場しました。

私が個人使用の為に購入したiPhoneも

この色のものを選びました。

私個人的には「人気なさそうな色だな」という理由で選びました。

しかしAppleストアで購入しデータ移行している最中に店員さんから

「この色、人気なんですよー」と言われましたので

嫌な予感がしていました。

案の定、今回Shopeeで宣伝していた時も

ミッドナイトグリーンが欲しいんだけど在庫ある?

っていう問い合わせを多数受けました。

 

やはりこういうガジェットにおいては

みんな基本的に新しい物好きなので

色も新色を選ぶ傾向が強いということを痛感しました。

 

価格設定

インドネシアに戻ってきた当初は

価格をかなり高めに設定していました。

参考にしていたのはその時すでに他のEコマースサイトでも売られていた

香港販売品の価格でした。

約30,000円分ほど高い値段になっていましたが

それで売られているなら売れるだろうと高を括っていたわけです。

これは最もやってはいけない思考方法だったと非常に後悔しています。

最初の頃は値下げ依頼があっても

「Rp. 16,500,000(約126,000円)になりませんか?」という

今考えれば相当いい値段だったにも関わらず

そのような交渉を撥ねつけていました。

 

この金額でも20%くらいはマージンが取れていたので

そこで良しとするべきでした。

「利益が出るならとにかく早く売る」

という鉄則さえ守っていれば

こんなことにはならなかったはずです。

欲というのは正常な判断を鈍らせますね。

 

まとめ

今回のことを通して学んだことは

自分の満足する利益を自分で考える、

在庫は抱えずすぐに現金化する、

ということです。

こんな簡単なこともできないというのは

本当に情けない。

我ながらまだまだ商売下手です。

ちなみに元々使っていたiPhone 8 Plusも

同じようにインドネシアで売りました。

その時のことはまた今度書きましょう。