移住のススメ

日系企業にてインドネシア駐在中の30代男です。本業の傍ら細々と個人でも商売やってます。インドネシアでの生活を発信しています。インドネシア、住めば都でいいところ。

トロピカルフルーツ part 2。

先日の投稿に引き続き、フルーツの話。

 

インドネシアは言わずと知れた赤道直下、常夏の国。

日本ではなかなかお目にかかれないトロピカルフルーツの産地です。

その多種多様なフルーツの中でも一際異彩を放つフルーツと言えば

そう、ドリアンですね。

“果物の王様”なんて呼ばれていますが

実際に食べてみたことがある人は少ないのではと思います。

それはやはり言わずもがな、ドリアンの持つ独特の匂いからでしょう。

ドリアンの採れる季節になると道端だったりスーパーだったりで

あの独特な匂いが漂い始めます。

 

実は私も十数年前にタイでドリアンを食べてみたことがありました。

結果は口に含むまではいけたんですが、

どうしても喉を通らなくて吐き出してしまいました。

(タイのドリアン農家さんごめんなさい🙇)

それから現在までトラウマとまではいかないまでも

“食べなくてもいいもの”として認識していたので再トライは控えていましたが

コロナ禍であまり楽しいこともないので

もう一度試してみようと思い、近くのドリアン屋台でドリアン買ってみました。

 

今回ドリアンを買ったのはこの辺りです↓↓

ヒュンダイ工業団地を抜けたパサルセントラル前T字路のところです。

もう近く通っただけで匂いがすごい。

一緒に行った友人はドリアンが苦手なので

近づくにつれてオエオエえずいていました。

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ここでは上の写真みたいな2つの屋台が並んでいて、

1つはバリとカリマンタンで採れたドリアンを販売していて

もう1つはバリとタイで採れたマンゴーを販売していました。

(真偽のほどは定かではないし確かめようもない)

 

今回私が購入したのはバリ産のドリアン。

ネットでドリアン情報を調べてみたところ、

美味しいドリアンを見分ける方法がいくつかありましたので抜粋すると

形が歪でない
同じ大きさのものがあればより軽い方がよい
大き過ぎない
殻が割れている
殻の色が緑でなく茶色
等がありました。

 

以上、これらに当てはまるものを選んで購入。

値段が1玉Rp. 120,000(約880円)。

ドリアンって見た目はトゲトゲでゴツいし大ぶりなんですが

実の可食部は少ないんですね。

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パッと見は大きく見えてもほとんどが硬い種なので

可食部あたりで考えるとかなり高価なフルーツです。

 

購入後、場所を移動して試食してみました。

移動の車中、ドリアン臭が車内に充満していて

なかなかの悪臭具合です。

久しぶりに食べてみたドリアンは

記憶に残っていたタイドリアン(都市ガス臭)とは違っていて、

あまり気になるほどではありませんでした。

味も確かに多くの人が言うように

フルーツらしい甘みを感じます。

いかんせん、果肉部分が少ないので

種をしゃぶっているだけという感覚はありますが

確かに味だけでいえばおいしいと思います。

とは言え、一部の人が言うような

「あの匂いがいいんだよ」

とかの境地ではありませんので

臭いです。

臭いもんは臭いです。

そこは間違いありません。

しかし、十数年前にタイで感じた吐き気を感じるようなものはなく、

「まぁこういう食べ物もあるよね」

的に受け入れることはできました。

しかし、大多数のインドネシア人を魅了するほどの

“何か”を得ることは私はできませんでした。

インスタグラムでこの買い物の様子とかを上げていたんですが

友人のインドネシア人たちは

「どこで買ったの?」とか

「おいしそー」とかコメントくれたんですが

一体何がここまでインドネシア人を惹きつけるのか

食べられるようになった私も未だわからない謎のフルーツ。

皆さんも日本帰る前に一度はご賞味あれ。