インドネシアで日本人差別とか。
昨今のコロナウイルス関係で、
インドネシア人から差別的な言動を受けた人がいるそうです。
実感としてはあまりピンとこないです、
このニュース。
自分自身がそんな扱いを受けていませんし
周りの友人や取引先も同様ですので。
マレーシア在住日本人からコロナウイルスに感染したインドネシア人が見つかった
という国内症例の報道についても
ものすごく考え過ぎかもしれませんが
“政府があえてそのようにしたのでは”
と考える人もいます。
どういう事かというと、
"インドネシア在住華人へ
ヘイトが向かわないようにするため"の
華人保護政策の一つではないかということです。
1998年、インドネシアでは華人排斥暴動というのが起こり
1,200人以上の華人住民が虐殺されました。
華人への排斥暴動はこの事件がもっとも有名かと思いますが
決してそれだけではないようです。
上記の記事は2010年のカリマンタンでの事件です。
記事で書かれている事件の“きっかけ”は
華僑系インドネシア人の同市市長に対する反発とありますが
それはあくまで推測に過ぎず、
結局のところ日頃から小さく溜まり積もった不満が
爆発したというような感じじゃないかと思います。
暴力行為に及んだということは
褒められるようなものではないとは思いますが
もし自分がマレー系インドネシア人であったら
不満を感じるのも無理はないかもしれません。
インドネシアは世界最大の華人人口を抱える国ですが
それでもインドネシア全体の人口の約3%程しかありません。
そんな少数派の人種によって
経済の大部分を握られているわけですから
マレー系インドネシア人は面白くないですよね。
このような背景もあり、
インドネシアでは華人への
潜在的不満というのがあるようです。
そうなると、何が引き金となって
また同じような暴動が起こるかわからないわけです。
ですのでインドネシア政府としてはこのような危険は
できるだけ排除したいと考えるのかもしれません。
だから、
「普段から印象の良い日本人に
いっちょここはスケープゴートになってもらおうか!
アイツらに対してなら暴動にもならんだろ!」
ってインドネシア政府が考えたのかもしれません🤣
そもそも世界中で猛威を振るっているコロナウイルスが
インドネシアでだけなかなか発見されない
というのもおかしな話でしたよね。
これも実は華人へのヘイトが噴出しないよう
インドネシア政府がコロナウイルス感染者の認知・公表を
中国人以外が感染源となる症例が出るまで抑えていたのではないか、
と考えるのは都市伝説本の読みすぎでしょうか?