うそはうそであると見抜ける人でないと(良い栄養を摂るのは)難しい。
インドネシアで手軽に購入できるプロテイン「L-men」のウソを暴きます。
ほんと誰得な情報ですが。。。
L-menとはインドネシアのスーパーやコンビニなどでも売られている
黒いパッケージのプロテインパウダーです。
在住者なら一度は見かけたことがあるのではと思います。
パッケージにはノースリーブ姿のさわやかな男性が
こちらに視線を送ります。
まるでL-menを飲めばこんな体になれるとでも言いたげですね。
…
否!!
L-men
あえて言おう、カスであると!
(ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!)
一体何がカスなのかは
数字を見ながら解説していきましょう。
L-men栄養価
まずはこちらL-menの栄養価です。
上から見ていきましょう。
L-menのPFCバランス
※PFCとはProtein, Fat, Carbohydrateのことです。
まず、1 serving 35g。
これはまあ重要じゃないです。
肝心の栄養価!
エネルギー
140kcal
たんぱく質
15g
!?
脂質
2g
はい。
炭水化物
15g
!?
これはトレーニーならちょっと納得できない数字です。
解説
まずは、たんぱく質15g!
これはいかんですよ。
だってこれ、Protein(たんぱく質)として売っておきながら
たんぱく質、正味半分以下じゃないですか!
(1 serving 35g中15g(42%)のたんぱく質)
次
はい、脂質。
海外製のモノであれば脂質0gとかもありますが
36g中2gであれば全然許容範囲かなと思います。
そして炭水化物。
15g!
いやいや、たんぱく質と同量の炭水化物って!
これもはやカーボパウダーでしょ。
こんなの飲んでたら体はデカくなるかもしれませんが、
脂肪もしっかり付きますよって…。
一般的に、普段の食事は
脂質・炭水化物過多になりがちなんです。
ですので、プロテインパウダーは
純粋にたんぱく質だけが入っているモノの方が
効率が良いです。
低脂肪牛乳でよくない?
というか、これ栄養バランス的に
低脂肪牛乳飲むよりちょっと効率良い程度ですよ。
こちら参考に低脂肪牛乳の栄養価です↓↓
低脂肪牛乳のPFCバランス
低脂肪牛乳
100ml中
エネルギー
46kcal
たんぱく質
3.8g
脂質
1.0g
炭水化物
5.5g
こちらの数字を参照しています↓
https://www.dairy.co.jp/milk_i/seibun-hyou/index.html
L-menと低脂肪牛乳の比較
通常、プロテインドリンクを飲むときは
パウダーを200-300mlの水に溶かして飲みます。
ですので量を同じにして比べた場合
となりますので、ほとんど変わらないんですね。
わー、わかりやすーい
L-menどんだけー
U☆S☆A
米国製プロテインの格の違い
一方で、こちらは私が愛用しているプロテインです。
栄養価を見てみましょう。
1 serving 32g。
エネルギー
130kcal
たんぱく質
24g
Good!
脂質
1g
はい。
炭水化物
3g
Good!
圧倒的じゃないか!
つまり、L-menで同じ分だけのたんぱく質を摂ろうと思ったら
うっかりカロリーまで2倍摂らなければいけなくなってしまうわけです。
これはいかんですよー
こんな栄養価でプロテインを名乗っては。
私の買っている「Optimum Nutirition」製品は
Pondok Indah Mallに入っている
Natural Farmとかで買えますので
インドネシア在住トレーニーの皆さんは
そこで買うか、Tokopediaとかのネットショップで買いましょう!
日本で買うよりちょい高ですけど
粗悪品に金使うのもばからしいですからね。
他には以前、Myproteinという
イギリスのサプリメントメーカーのものを
インドネシアで個人輸入しましたが
通関で税金を結構取られたり、
モノがリリースされずに税関で没収なんてのもありました。
その時はMyproteinから返金対応頂きましたが
しばらくしたら同社のHPから
インドネシアへの発送は除外されていました。
たぶん同じ被害者が多発したんでしょうね。
でもここのプロテインはおそらく世界でも有数の
安価なプロテインメーカーなので
日本一時帰国する時とかには
事前に日本の家に届けてもらって
トランクに詰め込んで当地に持ち込んでいます。
そういう使い方ができる時はMyproteinもおススメです。
なんといっても豊富な味のバリエーションにはいつも驚かされます。
個人的にはチョコミントとブルーベリーチーズケーキがおススメです。
↓↓Myprotein↓↓
まとめ
L-men、死すべし!!
以上!