紹介したいインドネシアのタンパク源。
最近みんな在宅なので
体型が意図してない方向に変わってきている人が多いと思います。
私も住む地域もジムが再開されたので
只今絶賛増量中です。
ボディビルやっている人以外
あえて増量するなんて人は少ないでしょう。
インドネシアでは基本、油を大量に使う料理が多いので
インドネシア料理を普段から食べている人は
うっかり脂質過多になりがち。
普通に生活していると
肥満体型になってしまう傾向があります。
インドネシアって健康的な食べ物ないの?ってなると
毎回と言っていいほど話に挙がるのが
テンペですね。
テンペは大豆を原料として製造されている発酵食品で
世界的にも注目されている食品の一つです。
ただ少し待ってほしい。
「テンペ食べておけば健康」というのは
ちょっと安直すぎるかも。
テンペ100g中のマクロ栄養素はこちら。
P:15.8g
F:9g
C:15.4g
大豆は一般的に高タンパクな食品として知られています。
最近ではベジタリアンやヴィーガンの為の
代替肉の原料としても使われています。
しかしそこはやはり豆。
炭水化物量もなかなかです。
肉との大きな違いはここですね。
その上、けっこう脂質もあります。
炭水化物は人間が活動するためのエネルギー源になりますが
過剰摂取をすると脂肪を創る部品として使われてしまいます。
ですので、タンパク源としてテンペを摂る場合は
主食のコメやその他炭水化物の摂取量に気を付けなければいけません。
やっぱりタンパク質は動物性のものから摂るのが
簡単だし効率がいいですよね。
じゃあインドネシアで摂る動物性タンパク質で
お薦めなのは何かというと
ズバリ“ティラピア”です。
(インドネシアでは“Ikan Nila(イカン ニラ)”という名前)
ティラピアとは淡水に棲む魚で
高タンパクで癖がなく、調理に向いています。
栄養価こちら。
100g中
P:19.8g
F:5.3g
C:0.2g
そしてインドネシアのティラピアは海外にも輸出されていて
もちろん日本にも入ってきています。
有名なところでは、コストコで売られているティラピアも
インドネシアが原産です。
インドネシアでは生でも売られていますが、
私は冷凍のものを買っています。
必要な分だけ解凍してから使うので
多めに買って冷凍庫にストック。
ジャカルタに住んでいるなら
トコペディアなんかで
即日着Rp. 100,000/kgくらいで
買えるんじゃないかと。
当地の日系スーパーで買い物をする方であれば
“Dory Fish”という白身魚が売られているのを目にしたことがあると思いますが
あれは別物ですよ。
あれはナマズの一種で別名“パンガシウス”とか呼ばれていたりします。
(John Dory Fish(マトウダイ)と混同されることが多いようですがこれも別物です)
とは言えパンガシウスも高タンパクで似たような感じですので
どちらでも好きな方でいいでしょうね。
この手の白身魚はフライや唐揚げ、
ムニエルなどにするとよく合います。
手元に白ワインの残りなんかあれば
アクアパッツァにしてもおいしいと思います。
いや、アルコールが高価なこの国においては
白ワインを料理に使うなんて以ての外って感じでしょうか…。